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大会を名乗る意図 〜ジュニア部門・総合部門の設門意図〜

 

きぞはるです。

 

今回は、ジュニア部門・総合部門の設門意図についてお話させて頂きます。

 

運営理念にもある通り、私は箱大会を「”シガーボックスジャグリング”全体の成長に寄与する大会」にしたいと考えています。

成長に寄与すると言っても千差万別の考え方があります。

 

その中でも私は「多くの評価軸が並ぶ場を提供する」ことで寄与したいと考えています。

 

 

「大会」とはそもそも「多くの人々が集まる盛んな会合」という意味です。

箱大会にはこの場を利用し成長に繋げたい方が多く集まって来ます。

 

 

自分の中で課題をもって取り組み、今の自分の力を知ろうとしている方達です。

このような方達にフォーカスする事がジュニア部門・総合部門の意図だと自分は考えます。

 

 

出場者の演技に対しては観客からの反応だけでなく、審査要項に則った審査結果が発表されます。

そういった反応を出場者が受け止めて自分の改善とする。

さらに他者の演技に対する評価を見て別の考えを検討する。

 

 

観客の反応、審査結果、演技に対する自省、他者との比較。

これらは多くの人が集まり、多くの評価軸が並ぶ場だからこそ可能な事です。

大会を名乗る以上、ここが一番大事な点だと私は考えています。

 

ただ、その末に審査結果が点数という形でわかりやすく比較しやすいものが出てくるので、そこは素直に点数の高い人を称えましょう、という気持ちで表彰をします。

色々な評価を検討し改善した結果が報われた方が嬉しいのは当然ですしね。

 

 

 

 

言葉遊びに聞こえるかもしれませんが、これが私の考えです。

競う以上のモノになるように願いを込め「大会」であって欲しいのです。

 

 

第一回である箱大会2019ではそのように検討し取り組みました。

今後は皆様の意見を取り込み、より多くの人が利用したいと思えるように、どんどん洗練されていってほしいと思っています。

そのためにも、肯定・否定ともご意見をお待ちしております。

 

以上